地域経済・観光の活性化、防災計画でのデータ活用を目的として IoTによる動線解析の実証実験
東京都中野区導入事例
現在、各自治体では、地域活性化や防災など都市づくりや、増加する外国人観光客に対するサービス向上などの目的においてオープンデータや様々なデータを活用し、地域課題の可視化や社会基盤の整備に役立てようとする試みが進められています。
今回の実験は中野区をフィールドとして交通流動など地域のモビリティ・マネジメントに必要なデータを、IoTソリューションを用いて効率的に取得、得られた結果を同区における防災計画、都市づくり等に役立てようとする取り組みとなります。
共同実施社:
情報サービス連携コンソーシアム / 中野区産業振興推進機構 / エリアポータル株式会社 / NHN テコラス株式会社
課題とニーズ
- 1. 今、街にどれぐらいの人が滞在しているのか
- 2. 避難経路や避難備蓄、場所のキャパシティの正確性
- 3. 住民サービスにおけるデータ活用の促進
- 4. 今後の都市開発へのデータ活用の推進
中野サンモール商店街でのセンサ設置
サンモール商店街には、場所、電源の利用のご協力を頂き、動線解析の結果を提出します。
- ビーコンセンサ取付
- Beacon装置本体
データ取得レポート
- 1. 商店街内の通行量の計測
- 2. 商店街流入動線および離脱動線の計測
- 3. 商店街動態のプロファイリング(推定属性調査)
- 4. ハザードインパクト時の混雑想定ポイントの類推
可視化後の展開
-
都市開発、防災計画へのデータ活用
ex.)混雑状況の可視化、情報配信等 -
データ取得をトリガーにデジタルサイネージへの情報配信
ex.)防災情報、観光情報等